はいからさんが時速200kmで通りすぎてった

 劇場版 はいからさんが通る 前編  紅緒、花の17歳を見てきました。

 予告やらHPやらを見て、タイトル長えな、が第一印象。

 CVマモのキャラちょうイケメンじゃんか、が第二印象。

 以下、感想。因みに、はいからさんが通るは色々含め初見でした。

 

 よく設定やらなんやらを見ないまま見に行ったのだけれど、普通に楽しめました。

 ただ、作中の文字が右から左に書かれているのに対して字幕で出てくる場所の説明等が左から右に書かれているもんだからいちいち文字の認識に頭が追い付かないという弊害。カタカナになると余計に読めない;;;ってなってた。笑笑
 あと、階級がちょっとよくわかんなくて、少尉と中佐と大佐はどの階級が一番強いの!?!??!?!!と大混乱でした。笑笑

 ところで、少尉かっこよすぎない?

 忍~~♡♡♡ってちょっとした夢女子のわたしが顔をチラつかせていた。でもちゃんと紅緒と忍の恋を応援してたから許して。すごいよく笑う人だなって思ってたけど、さっきサイト見たら笑い上戸の少尉ってあってなるほど……と思いました。(日記)
 ところで、宮野真守最高すぎやしませんでしたか?????少尉のキャラクターに、宮野真守の声がすんごい合ってて、マジでキャスト選考天才かよ……って思った。ああいう、優しくて強くてイケメンっていう、もう本当に典型的な二枚目キャラやっぱり最高に合うね。
 マモちゃんの声質って、結構やわらかいんだけどしっかりした芯があると思うのね。だから軍人さんっていうキャラがすんごい似合うなーと思いながら観てた。

 少尉は、普段はやわらかくって、こう女性をそっと見守って包んでくれるような声質で話すけど、軍内とか戦場での、あの凛とした芯のある声がたまらなくよかった。命令されて敬礼したときのあの声がすっごく力強くていい。声優さんってマジですげえなって改めて思った……。
 それから、早見沙織。実は女性声優にあまり明るくないんだけど、みさおと言えばやわらかいウィスパーボイスというイメージで、みさおがお転婆娘役……???と首をかしげていたのだけれど、あのやらかい雰囲気は残したままちゃんとお転婆娘になっていて最高に興奮した。すんげえ合ってた。声優さんってすげえな。(二回目)

 ストーリーは原作に沿ってるのかな?見たことないからわからないんだけど、原作が少女漫画っていうのとこれが劇場版っていう特徴を合わせた典型例っていう感じで展開は結構急だった。若干置いてかれかけた。
 えっ、展開進むのはやっ。恋に落ちるのはやっ。喧嘩して仲直りまでの展開はやっ。

 最初から覚えてる限り順を追うね。
 初っ端の紅緒の語りは、わたしが無能なせいで何言ってるかさっぱりわからず「へ~~情緒ありそうだな~~大正っぽ~~」だったんですけど、普通にクラスメイト含めみんな可愛い……って思った。かわいい。環かわいい。
 そして、お隣の梶くん(蘭丸)ちょうかわいい。っていうか、梶くんがかわいい。梶くんって可愛い系のキャラもやるけど、あそこまで可愛いにステータスを全振りしたキャラって初めてじゃない?たまらなくかわいかった。「もう、嫌ッ!」が完全に女子だった。アーン?わたしより可愛いじゃねーの
 一緒に凧揚げする二人かわいいし、木に登るお嬢様すげえお転婆やんけって思ったわ。思ったんだけど、それまでにチラチラ映る馬に乗った少尉がまーーーーーーーーーーじでかっこいい。すggggggggっげえかっこいい。色気とかそういうのじゃなくて、なんていうの、王子様オーラがやべえ。白馬に乗った王子様かと思った。普通に茶色い馬だった。軍服もやけに似合ってなかった?なんなん?イケメンオーラ全開かよ。王子様め。
 で、木から落ちる紅緒のもとに、馬から飛び降りて姫抱っこでキャッチすんの。ハーーーーーーー???なにその演出少女漫画かよ!!!!!って思った。映画館じゃなかったら叫んでた。少女漫画だった。でも、そこで胸キュンでは終わらなくてビンタをかます紅緒がわたしは好き。いいお転婆っぷり。
 ぶっちゃけ、そのあと自分の許嫁が蘭丸だって勘違いする少尉に「わかる」って思ってごめんね紅緒。わたしはあなたがいい子だって知ってるよ。
 なんかそのあとがすげえ怒涛の展開で追いつけなかったしあんま思い出せないんだよね。

 蘭丸と駆け落ちしたり、紅緒に部下が出来たり、恋多き環の長年の片想い相手(失恋した)が少尉だったり、喧嘩っぽい雰囲気になったと思ったら気が付いたら仲直りしてたり、少尉の家で花嫁修業が始まったり、少尉がロシアに行ったり、紅緒が少尉の家に嫁ぐ覚悟をして、出版社で働きだしたり。

 そして少尉が死んだ。少尉が死んだ……。
 わたし、あの、本当に原作知らないんですよ。

 

 まさか少尉死ぬとは思わないじゃん!??!?!?!??!?!?!?!あの!?!?!??!?!?!?!?!?!?

 

 ってマジで泣いた。ボロ泣きした。えっ、軍人としての心意気は最高だし仲間のために戦中に戻る男最高にかっこいいけど、紅"緒"の"き"も"ち"も"か"ん"が"え"て"よ"お"お"お"お"お"お"って泣いた。そして生きてた。生きてるんかい!!!!!!!!!!って思った。生きてた;;;;
 ぶっちゃけ、少尉は軍服着てるしそういう戦争がどうのこうのみたいな展開はあると思ってたわけ。で、最初からずっと「ま、まさか死なないよな?まさか、まさか死なないよな?だって少尉って主人公みたいなもんだもんな?な?死なないよな???」って思ってた。そして、少尉がロシアに行く前日とか当日に紅緒が立てるわけ。フラグを。「あなたが帰ってきたら伝えるの。わたしはあなたの花嫁だって」や、やめろ……それはこの戦いが終わったら俺結婚するやつだ……!!!って思ってたら死んだやめろよ;;;;;;;生きてたけど;;;;;;;
 段々感想がどこに行くのかわからなくなってきた笑笑 とにかく、怒涛の展開続きなんだけど、すごい世界観が素敵でした。最高。前編がすごい気になるところで終わったので後編がめちゃくちゃ気になる……。
 前編の最後で、紅緒が白い喪服を着て伊集院家に嫁ぐって決意するんだよね。そんで、無収入でこのままだと潰れそうだからって出版社に勤め始めるんだよね。そこの編集長が女嫌いで触れられると蕁麻疹が出る櫻井孝宏。いいキャラしてんだこの人も。女は嫌いだって言いながら、紅緒に徐々に惹かれていくのがちょう伝わった。こう、周りの男たちから愛される感じがしょ、少女漫画だ……!って時々思い出させられるんだよね。少女漫画なんだけど!!!
 ロシアで美女の肩を抱いてる少尉、弁解を求めます。後編出たら今度はこんなギリギリじゃなくもっと余裕を持って見に行きます。


 最後に一ついいですか。

 少  尉  の  服  胸  元  開  け  す  ぎ  。

 

 現場からは以上です。